上を向いた時に痛くなりませんか?

首の痛みがあって腕や指がしびれる頚椎症性神経根症の場合には、基本的には顔を上げて上を向いた時に痛みとか痺れとかが強くなります(もちろん痛みや痺れの強さとか部位については人それぞれですが)。

これは首の後ろ部分を縮める動きをした時に頚椎が神経を圧迫してしまうからなんですね。

上を向くことによって頚椎の間を通っている神経根を押しつぶすような形になってしまって痛みや痺れを誘発しているわけです。


この時にどこの間を通っている神経根を圧迫しているかによって痺れの発生する場所は全然違ってきます。

私の場合には7番目の神経根が圧迫されていて肘から先~中指と薬指に痺れが発生していたというわけです。


また、上を向いた時に痺れが出るということで、逆に下をむくことによって首の痛みや腕の痺れが軽減されるという人もいるはずです。

こういった場合には寝る時に枕を高くするとかなり楽に寝られる場合もあると思います。